当院では、矯正治療の無料カウンセリングを行っております。
　相談に来られた患者さまにドクターが面談してお悩みをうかがい、それを解決するために何ができるのかをお話しします。これは非常に大切なプロセスだとわたしは考えています。
　ご相談に見えられた方のお話を伺うと、みなさん「矯正治療を受けたい」という前向きな気持ちをお持ちです。しかし自分の症状や、治療の負担についての漠然とした不安もまたお持ちなようです。

　わたしは、みなさまのそうした悩みや不安を解決するために、矯正歯科医としてできることを直接お話しさせていただくことが、患者さまの悩みを解決し、当院が社会全体に貢献するためのスタート地点だと考えています。
　別に当院で治療される必要はないのです。ただ、ご自身の問題解決のための手段として、矯正治療について真剣に考えるきっかけになっていただければ、ご相談には意味があることだとわたしは思います。
　ですからぜひお気軽に時間をお取りいただいて、ご相談にお越しいただければ幸いです。

　ご相談を希望される方は、まず当院にお電話いただいて相談時間をご予約ください。
　ご相談の枠を1時間お取りして、ご相談者のお悩みにきちんと向き合います。

　まずわたしがだいたい20分、患者さまのお話しをうかがい、また同時にレントゲン写真を撮影します。患者さまのご希望と、問診、視診、触診、レントゲンの読影から得られた所見にもとづいてお話しできますから、治療の方向性についてほぼまちがいのないお話しができます。
　ご相談の時にわたしが一番患者さまに伺いたいことは、「お悩みになっていらっしゃることの本質は何か」です。「歯を抜きたくない」、「手術をしたくない」、「入院は困る」、「痛いのはイヤ」といったご希望があれば、まずそれをはっきりおっしゃってください。またその逆に、「なるべく目立たない矯正をしたい」とか、「土曜日や夕方しか来院できない」とか、やって欲しいことがあればできるだけ具体的にお話しください。

　「いつごろから歯並びについて気にするようになったか」、「治療が終わった時にはどのような形になるのが望ましいか」といった、ご自身の望まれるゴールの形についてお話しいただくことはとても重要なことです。そのご希望をかなえるのがわたしの仕事だからです。
　この点についてはわたしも気をつけて、時間をかけてコミニュケーションを取りながら、一番患者さんのためになるプランを立案します。
　いくつかの選択肢を組み合わせて、できるだけ患者さまのご希望に添えるような解決策を組み立てます。このご相談は、そのプランを実行した時に、その後の経過はどうなるかまでをも提示して、一緒に探っていくための貴重な時間になります。

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　引き続いて当院のスタッフが、治療装置のご説明や料金やお支払いの方法についてのご説明をていねいに行います。さらにドクターに聞きたくても聞けなかったことがあれば、スタッフにお話しいただいてもけっこうです。
　当院のスタッフは常にフレンドリーでオープンマインドです。医療現場においては、患者さまのお望みを医療を提供する側が常に探りながら治療を進めていかなければならないとわたしは思っています。
　当院のスタッフは常に、「プラスアルファできることがないかどうか」を考えるサービス志向性を全員が持っています。また矯正治療は長期間を要しますから、患者さまに気持ちよく通っていただけるように、明るい接遇を心がけるように努めております。
　ご相談の患者さまは、当初はお悩みや不安な気持ちを抱えて来られるわけですから、患者さまに安心してお話しいただけるように、当院のスタッフは自分の心を開いてお話しをうかがうように心がけています。ぜひ何でもご相談いただければ幸いです。

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　無料カウンセリングの際のご相談でかなり具体的なお話ができますが、その先に進みたい方は、きちんとした検査を受けていただきます。
　お口の中の写真撮影、歯型の採得、唾液検査、顎機能検査など、細部に渡って治療のために必要なデータを集めます。この検査と検査報告に対し、検査診断料4万3,050円の費用がかかります。

　3度目にお越しいただく際には、前回の検査報告と具体的な治療計画の立案をお話しし確認していただきます。
　治療計画は、いくつかのプランを必ずお示しし、それぞれの治療方法をとったときにどのくらい時間がかかりどのような結果が予測されるかを説明します。矯正治療のプロフェッショナルがきちんとした治療の道筋をお示しするコンサルティングにもとづいて、「自分がとるべき方法は何か」をご選択ください。
　一つの解決策しか示さず、それを強引に推し進めるような方法には、わたしは抵抗を感じます。望ましい複数の道筋をお示ししますので、患者さんご自身の要望を入れていただいた上で、治療計画をしっかりご選択いただきたいと思います。
　治療計画にご納得いただければ、同意書を発行し、これからご一緒に治療を進めて行くお約束を確認します。

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　よい歯並びをつくるのが矯正治療の本質なのですが、矯正装置をつけていると歯を磨きにくくなるので、治療をしている間に虫歯の発生を防ぐことはとても大切です。
　そこで矯正治療をスタートする前にだ液検査を行って、虫歯のなりやすさを8つのリスク要因の中から組織的に判定し、5つのリスク要因について虫歯にならないようにコントロールを行います。虫歯の原因菌を減らす治療をしたり、歯磨き指導をしたりして、虫歯になりにくいように処置するわけです。

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　その後、矯正措置をつけます。1度に装着する場合もあれば、徐々につけるケースもあります。
　治療のイメージは飛行機の離着陸と似たところがあって、離陸の時と着陸の時はかなりバタバタしますが、巡航高度まで上昇すればリラックスして過ごすことができます。ですから矯正装置をつけるまでは1～2週間に1度ぐらいご来院いただきますが、装置をきちんとつけた後は、細かい対応だけですみますから、3～6週間に一度程度のご来院で大丈夫です。この期間を「動的治療期間」といいます。
　1～2年治療を続けて歯並びが整ってきたら、ディテーリングという細かい調整を行います。この時は3～4週間に一度ご来院いただきます。

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　そしていよいよ装置を外します。装置を外した後すぐに、後戻りしないように安定させる「リテーナー」という取り外しの出来る装置をお渡しします。これは1日のうちに歯形をとってすぐに装着します。つまり朝、矯正装置を外し、夕方にはリテーナーを用意をして装着するわけです。リテーナーは通常2年間装着していただきます。この期間を「保定期間」(ほていきかん)と言います。

　保定が終われば、晴れて矯正治療は終了です。次は自宅でのメンテナンス期間です。
　リテイナーは大切に保存してください。なぜなら、人間の身体は生涯変化し続けますから、歯並びも徐々に変化するものです。ですから歯並びを保ち続けるために、週に一度で結構ですのでリテーナーを装着したまま夜間お休みいただくような形で使い続けていただきたいのです。

品川駅前すぐ、高輪矯正歯科医院